マイはしマップ  割引やサービス飲食店46軒

久留米市の三潴町、城島町、久留米南、大木町の4商工会青年部が、「マイはし」を持参すると料金割引などのサービスを受けられる飲食店を記した小冊子「マイはしマップ」を作った。

 三潴町商工会青年部が昨年、北海道に研修に行った際、地元の祭りでマイはしの持参が呼びかけられ、割りばしのほとんどが輸入品で、森林破壊の一因となっていることを知ったのがきっかけ。マイはし運動を普及しようと、マップの作製を思いついたという。

 マップは、焼き鳥やラーメンなどの飲食店46軒の写真と地図、おすすめメニューのほか、小鉢やソフトドリンクの無料提供、料金割引、くじ引きなど、はしの持参で受けられるサービスを掲載。正しいはしの持ち方も紹介している。カラー30ページのポケットサイズで1万部作製。公民館などで無料配布している。

 原武伸浩・三潴地区4商工会青年部マイ箸(はし)委員会委員長(37)は「環境保護に役立つと同時に、地元の飲食店を食べ歩いてもらえたら」と話している。問い合わせは同委員会(0942・64・3649)へ。

(2007年12月25日 読売新聞)

くるるんガイドマップ

施設名:おおき循環センター

住所:福岡県三潴郡大木町大字横溝1331-1 〒830-0405

電話:0944-33-1231
FAX:0944-33-1232

事業系浄化槽汚泥・し尿の搬入は計量証明書が必要です

事業者の皆さんへのお知らせです。

事業所関係の浄化槽汚泥及びし尿(必要のある方)をおおき循環センター“くるるん”に搬入する際には、有害物質に関する計量証明書の提出が必要です。おおき循環センターへの搬入者(許可業者等)は、搬入日の1ヶ月以内に採取した試料を専門機関で分析し、その計量証明書を搬入の1週間以内に提出していただくことになります。

なお、浄化槽汚泥やし尿に搬入基準を超えた有害物質が混入している場合は、おおき循環センターにおいては原則受入できませんので、有害物質の混入がないように十分留意してください。

バイオガス液肥を生産しています。

おおき循環センター“くるるん”で受け入れるバイオマス(生ごみ・し尿・浄化槽汚泥)は、メタン発酵させた後の消化液をバイオガス液肥(肥料名:くるっ肥)として活用しています。有機肥料は国の普通肥料登録(登録番号:生88078号)を受けており、有害成分等の品質確保が定められています。
バイオガス液肥を安心して使っていただくためには、受け入れるバイオマスに有害成分等の混入がないように特に気を配る必要があり、町の条例において受入基準を定めています。
関係者の皆さんのご理解とご協力をお願いします。

「くるっ肥」普通肥料登録完了

おおき循環センターから発生するメタン発酵消火液(有機液体肥料)の普通肥料登録が6月11日完了しました。その名も「くるっ肥」

これで市販の肥料と同じ扱いとなり、定期的な成分分析を行って安全性を確保する一方、販売することも可能となりました。

しかし、当分の間は、できるだけ多くの皆さんに「くるっ肥」を試していただきたいので、大木町にお住まいの方は無料とさせていただきます。循環センターでお分けしていますので、ぜひご活用ください。

バイオガス液肥活用シンポジューム

5月7日、環境学習室で「バイオガス液肥活用シンポジューム」を開催しました。

当日は、バイオガス液肥利用の第一人者である埼玉県小川町の桑原衛さんによる「液肥利用技術の講演」と、九州大学大学院農学研究院の山川武夫准教授による「大木町との液肥利用共同研究報告」があり、各分野から集まった30数名の参加者は、熱心に耳を傾けていました。

桑原さんの、「バイオガス液肥はビタミン類等微量要素が豊富で、苗の生育時期に散布すれば根の発育が旺盛になり、ひいては増収につながる。」との話に、くるるんで生産される液肥の幅広い可能性を感じることができました。

また、山川准教授は、「液肥の散布技術を高めれば、化学肥料とそん色なく栽培ができる。有機態窒素が徐々に分解するため、元肥一本での栽培も可能性がある。」とデータを示しながら報告いただきました。

現在、くるるんで生産される液肥“くるっ肥”は、普通肥料登録申請を行っています。登録後も定期的な成分分析を行っていきますので、安心してご利用ください。

また、近々循環センターに“くるっ肥スタンド”(無料)をオープン予定です。

↑ 桑原 衛 氏 (NPO法人小川町風土活用センター代表理事)

↑ 山川武夫 氏 (九州大学大学院農学研究院准教授)

鳥・魚 RECYCLE OBJET 完成

「この鳥と魚のオブジェは、廃棄処分された自転車などを解体して制作したリサイクルオブジェです。

鳥は空気浄化装置を付けて空を見つめています。

魚は不法投棄された自転車の残骸が魚と化生しています。ともに痛々しい姿を露呈しています。

大気汚染や不法投棄は、地球上のあらゆる生命体に直接的、間接的に被害を及ぼします。

このオブジェを通して、多くのみなさんが資源のリサイクルに関心を持っていただければ幸いです。」

松永潤二 作(大木町在住のアーティスト)