くるるん施設所在と概要

■名称:おおき循環センター “くるるん”

  

■所在地:福岡県三潴郡大木町大字横溝1331番地1 〒830-0405
■TEL:0944-33-1231
■FAX:0944-33-1232

★メタン発酵施設(工事名:大木町有機資源循環施設建設工事)
■建設工事の概要
 設計・施工 三井造船株式会社九州支社
 工期 平成18年9月22日~平成18年10月30日
 建設工事費 519,960,000円
 工事経過 工事請負契約議決 平成17年9月22日
      起工式      平成17年11月15日
      試運転      平成18年9月~10月
      竣工       平成18年10月30日施設の概要

■施設の構成
原料受入貯留・前処理施設、高温液化・メタン発酵設備
ガス貯留・エネルギー利用設備・ 液肥貯留設備・水処理設備、脱臭設備

■敷地面積 3,850㎡
■処理棟延床面積 520㎡
■処理能力 生ごみ:3.8t/日 し尿:7.0kl/日  浄化槽汚泥:30.6kl/日
■処理方式 資源化:メタン発酵 水処理:高負荷脱窒素処理方式

★管理学習棟・バイオの丘(工事名:大木町循環センター建設工事)

  

■建設工事の概要

設計・施工管理 田崎順二 ランドスケーププロジェクト株式会社
施工 株式会社 熊丸組

工期 平成18年1月11日~平成18年9月30日
建設工事費 181,650,000円
工事経過 工事請負契約議決 平成18年1月11日
     起工式 平成18年2月2日
     竣工  平成18年9月29日

■施設の概要
管理学習 (環境学習室、作業室、車庫、事務室 資料展示室 トイレ、車庫)・バイオの丘

■構造     鉄筋コンクリート造一部鉄骨造1階建
■延床面積  460.48㎡

くるるんガイドマップ

施設名:おおき循環センター

住所:福岡県三潴郡大木町大字横溝1331-1 〒830-0405

電話:0944-33-1231
FAX:0944-33-1232

建設経緯

それは~ごみ処理の限界から始まりました

建設される以前の大木町の生ゴミは、大川市の清掃センターで焼却されていました。

ゴミを焼却するときに、二酸化炭素が発生して、地球温暖化の原因になり、
とくに、生ごみは水分を多く含んでいるため、焼却の温度を引き下げ、
猛毒ダイオキシンを発生させる原因になっていたのです。

また、焼却後に1割程度残る焼却灰の処分場も不足していて、
焼却灰の処理費の高騰など、町の財政を圧迫していました。

し尿については、それまで海洋投棄に頼ってきました。
しかし、ロンドン条約<廃棄物その他の物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約>
により平成19年2月から、海洋投棄の禁止が決まっており、
早急な処理対策がもとめられていたのでした。

建設に至った<くるるん>は、従来型のごみ処理のみを行なう施設(迷惑施設と呼ばれたりする)とは大きく違う、町の暮らしに身近な存在として、建設された新しい考え方のバイオマスプラントです。

大木町の<循環のまちづくり>の拠点として、
これからも親しまれる<場>として、
大いに利用されることを使命としています。

また次期計画では、
くるるんでつくったエネルギーを利用しながら、
地産地消を推進するため、
地域食材を提供できる、郷土料理館や、
地域住民の皆さんが、憩い・集える
交流施設も併設予定です。

▲郷土料理館や交流広場などの交流施設は平成20年度の完成を目指しています。