よくあるご質問にお答えします。

Q.バイオガスって何?

 A.生ごみや排泄物、植物など、生物資源をメタン発酵させると
  メタンガスを中心としたバイオガスが発生します。
  <容積割合でメタンガスが約60%、炭酸ガスが約40%の混合ガス>

Q.バイオガスプラントってどんな施設なの?

 A.バイオプラントとは生ごみ、し尿、浄化槽汚泥をメタン発酵させてガスを抽出し、
  エネルギーとして利用し同時に、発酵後に発生する消化液を有機肥料として
  農業利用する循環型の施設のことです。
  このプラントのシステムは、主に、酪農が盛んな、ドイツ、デンマーク、スエーデンなどの
  ヨーロッパ諸国で早くから実用化されています。近年では、完全密閉式で悪臭が発生せず、
  しかもバイオガスによるエネルギー利用ができて、しかも安価という利点が注目され、
  日本各地でも急速に普及し始めています

Q.まだ出来てない交流施設ってどんなところなの?

 A.バイオプラントに併設し、様々な施設を建設予定でいます。

  施設の内容は、循環の仕組みを学習する交流施設。
  バイオガスエネルギーや有機液肥を使った観光農園。
  郷土料理館や農産物直売所を計画しています。
  平成20年度の完成を目指してます。

Q.生ごみ、し尿処理施設って臭いは大丈夫ですか?

 A.バキュームカーや収集車の施設内受けいれの際には、
  高速シャッターが稼動すると同時に、部屋の気圧を下げ
  外気を吸い込みながら脱臭装置を通るため、施設外に臭い
  が漏れる心配はありません。
  また処理工程では、生物脱臭装置、活性灰吸着装置、薬液洗浄搭
  などの完璧な脱臭システムで臭いが発生しないための管理をしています。

 

Q.安全対策について教えてください。

 A. 有害な細菌・ウイルス類については、生ごみや浄化槽汚泥をドロドロに溶かす
  高温可溶化槽(55℃ 2日間) で殆ど死滅し、メタン発酵槽でさらに滅菌されます。
  最終工程では、万全を期して殺菌層(70℃1時間)も準備しており、この段階で
  細菌、ウイルスに加え植物の種子などまでも死滅します。
  また、発生するメタンガスについては引火性が低く、 比較的爆発しにくい気体ですが、
  細心の注意をはらってガスホルダーも2重、3重に安全性の高いものを採用しています